新しいものを求めること、それが芸術なのかもしれない。


週末に 文化庁メディア芸術祭 に行ってきた。おそらく3年連続。
iPhoneアプリそのものや、iPhone・iPadで操作して楽しむ作品は毎年あるのだが、年々増えている気がする。


今日はメディア芸術祭で展示されたiPhone・iPadにまつわる作品を紹介する。

Toytoyota「Backseat Driver」

走行している車の後部座席でプレイするiPhone用ゲーム。実在の地点がゲーム上に現れ、ポイントになったりするのが面白い。
ただ、動く車の中でiPhone画面を見続けて車酔いしないのか心配だ…

「ふれあえる噴水」

iPadで噴水を操作する。向きや色を自由に変えることができる。まるでディズニーランドのショーのように。

リズムシ

iPhoneを追いかけている人なら間違いなく知っているリズムシさんは新人賞を受賞した。
様々なグッズも展示されていたので、どこかで買えるようになるかもしれない。

番外編:rain town

最後はiPhone・iPadと全く関係がないのだが、美しい映像作品を紹介したい。
去年のエントリでも フミコの告白 を紹介したTeteさんの新作だ。メディア芸術祭に行く前からこの映像は見ていたが、展示されているエリアがものすごい人で埋め尽くされていた。

音楽、空気が心地よく、時間が止まったような感覚を覚える。


以上、私がピンと来た作品をピックアップしてみた。


今年、エンターテインメント部門の大賞はGALAXY SIIのプロモーションサイトだった。


スマートフォンと芸術の距離がどんどん近づいている。新しいものを取り込むこと、新しいものを求めること、それが芸術なのかもしれない。


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