kansou本を読んでじぶんのブログについて本気出して考えてみた

「書けないんじゃない、考えてないだけ。」って本読んで考えこむ女の子

「書けないんじゃない、考えてないだけ。」…え、そうかも…いや、めっちゃそうかもって思うタイトル…傷つくぐらいに刺さりすぎるタイトル。

逃げててもしょうがないので、即買いました。

kansouさんと本のはなし

なんで kansouさん見つけたんだっけ…

正直 kansouさん知ったの最近なんです。はてなブログで長く書かれてる有名な方なのに、なんで知らなかったんだろう…なんかすみません…

最近、アンメットってドラマをみて若葉竜也さんがいいなと思っていたんですよ。それでたぶん X でみてるポストが若葉竜也味を増していったんだと思うんですね。

そんな中で出会ったんですよ。kansouさんのポストに。

今見にいったけど、いいねもしてた。


そうやって知って、本出すんですってポストもみて。
タイトルの煽りに負けて買ってしまった…


読んでみてまず思ったのは、自分の文章の種明かしってマジで恥ずかしいやつじゃん!!!っていう。
大量の過去記事から言いたいことのサンプルになりそうな文章を引っ張ってきて、こういう展開で、こう書いています、と説明してるんですよ。
ご本人も書いてたけどさ、オチとか説明するのって普通なら抵抗感あると思うんだよなぁ…そこを乗り越えて生まれたこの本。


kansouさんの文章って溢れ出るものをそのままスラスラ〜っと書いているように見えて、テンポを強く意識しているんですね。疾走感とか焦燥感とか、逆にテンポを崩すことで、もうオチだけ読ませてくれって思わせるとか…

もちろんわたしもテンポが気持ちいいかどうかは気にはするけど…その幅が全く違った。

読者としては、こういう表現の引き出しがあるのかぁって知れることがシンプルに強くて、確かにこの本は文章術の本だわ…と納得させられたのでした。

ブログについて本気出して考えてみた

このブログの最古の記事は2009年だったけれど、当時から一貫して何かを紹介するスタイル。
みんなは新しい情報に興味があるのであって、わたしに興味があるのではないということをむしろ強く意識していたように思う。

でも、いろんなメディアで情報が溢れる時代がやってきて、わたしも新しい情報を追いかける時間がとれなくなって…このブログの更新頻度は激減してしまった。


そんな時代に、それでも続けるブログって、もう自分の思ったこと書けばいいじゃんって、kansou本読んで開き直れたっていうか。
kansouさんほどじゃないけど、自分の中にあるストッパーをね、外せたと言うか…外せたまではいかないけど、蛇口を緩められたような…そういう感覚に今は至れています。

この感覚!!!これがこの本を読んで1番の収穫かな!


表現力の観点でも、日常への解像度がひくいんだなというのは自分でも感じていたんですよ。だから日々の体験に対する感想が薄っぺらいんだっていう。

じゃあどう変えればいいの?ってところで、kansou本の中からできそうだなって思ったのが、一部分をよ〜くみること。
全体についてバクっと話そうとするから大味になるのであって、ごく一部を見て言語化することによって、そのテーマを深く伝えられるんだと。


…もっと細かいことを言い出すと、これを書いたらどう思われるかとか立場がとか、余計なことが頭をよぎって使えない言葉もめちゃくちゃ多い。kansou本で書かれていた、ジジイもババアも使えないし、何かを落とすようなこともかけないし…

とりあえずいちいちブレーキがかかってくる…

まぁそこは実名で活動しているし、組織人だしね、ご迷惑かけずにやっていきたいなと。

GPTにも相談したのよ

せっかくこの機会だし、本気出して考えるんだから、chatGPTにも相談相手になってもらったんですよ。

自分のブログをもっと面白くしたいんだけど、何が足りてないのかあんまりよくわかっていないんですよね。


正直人の目を気にしすぎてるのかなとは思うのですが、だからといって人の目を気にせず汚い言葉や強い言葉を使えばいいっていうもんでもないと思っていて。


一般的なおもしろさについて教えて欲しいんです。どんなことを心がけて文章を書くとおもしろくなるのか。

…え、この文章公開すると思ってなかったから、やばい恥ずかしい…自分が真面目に相談してることを人に見られるの恥ずかしいっすね。kansouさんの自分の文章解説も恥ずいけど、GPTへの悩み相談公開も果てしなく恥ずかしいことがわかったわ……。


GPTの回答

ブログを面白くするためのいくつかのポイントをお伝えしますね。文章を面白くするためには、以下の要素を意識すると良いでしょう。


1. 個性を出す
自分自身の経験やユーモアを取り入れることで、読者に親しみやすさを感じてもらえます。個人的なエピソードや独自の視点を交えて書くと良いです。


2. 具体例を使う
抽象的な話よりも、具体的な例やエピソードを盛り込むことで、読者にとってわかりやすく、共感しやすくなります。


3. リズムを作る
短い文章と長い文章を組み合わせることで、リズム感が生まれ、読みやすくなります。リズムを意識すると、文章全体が滑らかになります。


4. 読者を引き込む質問を投げかける
読者に対して問いかけを入れることで、考えさせると同時に、コメントを促すことができます。例えば、「あなたはどう思いますか?」や「こんな経験、ありますか?」など。


5. ユーモアを取り入れる
過度に強い言葉を避けつつ、ユーモアを取り入れることで、読者が楽しんで読める文章になります。小さなジョークやウィットに富んだ表現を使うのも一つの手です。


6. 視覚的な要素を加える
画像やGIF、イラストなどを適度に取り入れることで、視覚的に魅力的なブログになります。また、読者の注意を引きやすくなります。


7. 感情を込める
自分の感情や気持ちを率直に表現することで、読者との距離感が縮まります。嬉しかったこと、悔しかったことなどを素直に書くと良いです。


8. テンポよく進める
冗長にならず、要点を押さえてテンポよく話を進めることで、読者が飽きずに読み続けられます。


これらのポイントを意識しながら、あなたの個性を最大限に活かした文章を書いてみてください。そうすれば、きっと面白いブログになりますよ!

この回答が一瞬で出てくるのやばいよ…すごすぎん?
ん…kansou本に書いてあったことの本質って…もしかしてこれ???



でも、これを読んで3秒くらいまた本気で考えて、気づいたのよ。
kansouさんの実際の文章と、手法の解説文セットがあるから、よりおもしろく読み進められるんだわって。kansouさんの文章だから買いたくなるんだわって。


「書けないんじゃない、考えてないだけ。」
おもしろい文章の本質を超わかる具体例とともにkansou流にまとめた一冊。kansouさんがテンポにこだわるだけあって、超スピードで読めてしまう最高の文章本でした。


もっともっと自分の文章を書こ!