ME TIME 自分のやりたいことから1日を始めると調子がいい

憧れのていねいな暮らしには遠く…


1日24時間をどう使っているか、調べたことありますか?


1日の大部分を占めるのは、睡眠と仕事。

睡眠時間が7時間、仕事時間が8時間

とすると…残された時間は9時間です。9時間という数字だけみると、結構あるなという気になるんですが、実際に何をやっているかカウントしていくと、みるみる少なくなっていくのが有意義な自分のための時間。


ME TIME (ミータイム) は、自分の時間をどう捻出するか、そして捻出した時間をどう有意義に使うかを実践的に解説した本です。

わたしの9時間の行方

さて、わたしは睡眠と仕事以外の9時間をどう過ごしているんでしょう。書き出してみます。


仕事関連の予備時間:1時間(2.5時間)

長い時間残業することは減りました。
それでも仕事が8時間きっかりで終わることはそこまで多くないので、残業や仕事の準備など予備時間として。

リモートワークの日も多いですが、通勤があるとさらに往復1.5時間ぐらいは使っていますね…


お風呂と風呂上がりのケア:1時間

髪を乾かしたりパックしたり…お風呂って、入って洗って出たら終わりじゃないんですよね。
数年前にくらべると、自分へのケアに対する意識高まってきたから、それは大切なことだなって思います。


ミラティブ:1時間

スマホ1台でかんたんに配信できるミラティブというプラットフォームを運営する会社で働いています。自分もユーザーとして視聴しにいったり、配信したり…だいたいこれくらいの時間は毎日使っていそう。


食事とその準備:2.5時間

朝はパンとヨーグルトレベルでさっと食べれるもの、昼は休憩時間で作れるかんたんなもの、夜は作り置きの副菜をベースに、メイン一品とお味噌汁を作る程度。
手間をかけずの食事だとしても、これぐらい時間は使っていそう…

家族と一緒にごはんを食べる時間は短くしたくないですしね。


こまかな家事:0.5時間

犬のごはんやトイレの世話、洗濯機を回す・とりこむ・畳む、食洗機を回す・元の位置に戻す、トイレやお風呂をこする、タオルを替える…
我が家は二人暮らしなので、全てを自分でしているわけではないですが、少なくとも30分ぐらいはやっていそうかなと。


ここまでがまいにち確実にありそうな時間です。6時間。
残された3時間は日によって違いそう。

通勤がある時はここまでで使われた時間が7.5時間になり、残された時間が1.5時間になってしまうっていうのも衝撃だなぁ…


やりたいことと理想の時間をリストアップ

  • 家族との会話:まいにち30分は使いたい
  • ブログ執筆・SNS(XやInsta)投稿:まいにち30分は使いたい
  • 読書:まいにち30分は使いたい
  • 歌の練習:まいにち30分は使いたい
  • ドラマや映画:週3回、1時間/回は使いたい
  • 習い事(ボイトレ):月3回、1.5時間/回(通い時間も含む)
  • 友だちとの外食:あれば!
  • 休日の予定調整:あれば!


やらなきゃいけないことと理想の時間をリストアップ

  • 食品や日用品の買い物:週3回、0.5時間/回
  • 日々の家事でカバーしきれない家事:あれば!


減らしたいのにやってしまうことをリストアップ

  • なんとなくYouTubeを見る
  • なんとなくSNS(XやInsta)を見る
  • なんとなくはてブを見る


まいにち使いたい時間だけでも2時間をオーバーしてしまうから、通勤がある時なんてどれか一つぐらいしかできてない気がする。


そんな状態でも、減らしたいのになんとなくでやってしまうことがあるという矛盾。
全ての時間、活力を持ってやりたいことだけに集中できるわけでもないのでね…脱力タイムが一定必要なんだろうなって受け入れています。


ME TIME の作り方


ME TIME (ミータイム) 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方を読むと、自分にとっての大切な時間を見つめ直すことができます。


自分の中にある小さくても大切な"好き"という感情を見逃さず、心地よい時間をどう1日に組み込んでいくか。
それがこの本の1番伝えたいことに思えました。


本の内容の大部分は、好きなことをたくさん書き出したり、なぜ好きなのかを深掘りする方法の解説なのですが、これは日々のやらなければならないことに流されて自分の"好き"を後回しにしてしまう、誰かのために頑張る人に向けたエールなのかなって。


わたしがこの本の中から即実行にうつしたのが「朝は、圧倒的にWantに忠実に」という章の内容です。

朝は、やりたいことから先に埋める。やらないとスッキリしなくて気になることがあるなら、それをサッサとやってスッキリする。これも、やりたいこと(Want)の一つです。


(中略)


「嬉しい!楽しい!気持ちいい!」を朝一番に用意すること。朝活=ツライの経験はアンインストールし、「朝は楽しいものだ」と自分の中の意識を変えていくと、早く起きられるようになりますよ。


ここを読んで、わたしの起床時間はそれまでより1.5〜1時間はやくなりました。朝自分が1番やりたいことのために起きるのです。
それまでは仕事に間に合うようにすればいいや…という感覚だったのに!

やりたいことのために起きて、やりたいことをまずすると、本の通りスッキリして、自分のことを褒めてあげられるんですよね。


自分のための朝活、はじめてみませんか?