1122 いいふうふ で考える、それぞれの夫婦のカタチ

youtu.be

6年前に読んだマンガ「1122」がアマゾンプライムでドラマ化されました。主題歌は大好きなスピッツ。そして監督は今泉力哉さん。
きっとじんわり染み入るドラマになるだろうと思って見はじめたのです。

マンガを読んだ当時のわたしは結婚していなかったし、なんなら一生結婚しないかもと思っていて。
でも1番近い夫婦である親や、友人、そしてメディアやSNSで見かける夫婦のエピソードに共感したり考えさせられたり、自分なりに思うことはあって。

「1122」は婚外恋愛許可制(公認不倫)という奇抜なルールをもった夫婦の変化を追っていくストーリーなんだけれど、メインのキャラクターそれぞれに対しての"わかる"が詰まっていて、婚外恋愛を批判する気持ちに全くなれない作品でした。

そんなマンガが実写ドラマになって、改めて夫婦について考えるきっかけをくれました。

登場するキャラクターとストーリー

まずはマンガの紹介文を引用します。

妻・相原一子(いちこ)。夫・相原二也(おとや)。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。


いちこちゃんとおとやん。お互いをそう呼び合って楽しそうに食事をするふたり。問題なんてなさそうなのに…おとやんには美月という彼女がいる。毎月第3木曜日はおとやんと彼女のデートの日。

美月には志朗との間に子どもがいる。志朗は仕事だけに集中し、家にいる美月に子どものことを任せきり。美月は孤独に陥っている。


いちことおとやんを高畑充希さんと岡田将生さんが。
美月と志朗を西野七瀬さんと高良健吾さんが演じています。



それぞれの夫婦のカタチ

ふたりで解決できないなら外に求めようよ、一見合理的に思える提案をするいちこ。
悩みながらもそれを渋々受け入れたおとやん。
美月からの連絡にウキウキするおとやん。そんな様子をみてモヤつくいちこ。

人間って一貫性がなくて当然で、間違えることもある。
でもふたりで決めたから、あなたに宣言してしまったから、だから撤回できない。
そんな小さな意地が、少しずつふたりの距離を広げていってしまうんですよね。

ストーリーが進む中で、一子と二也、美月と志朗
それぞれの夫婦がそれぞれのやり方でぶつかります。

厳しい言葉で言い合ってお互いを傷つけることもある
それでも、それぞれの夫婦がお互いへのありがとうを積み重ねて、少しずつ変わっていくんです。


ふたつの夫婦は最後にどんな結末を迎えるのか、ぜひ見届けてください。
きっと夫婦や家族について、思いをめぐらせるたいせつな時間になるはずです。




1122 いいふうふ を見てから、こちらも!

1122 いいふうふ 、とてもステキな作品だったので、見終えてからも関連の動画や記事を追いかけています。


メインキャストの俳優さんと×今泉力哉監督の対談映像
youtu.be

俳優同士のお互いの印象を聞けて、撮影の裏側が垣間見えた気がします。


高畑充希さん×岡田将生さん×今泉力哉監督のインタビュー
www.pintscope.com

インタビュアーさんの視点が3人の会話をさらに華やかに膨らませていて、とても興味深い記事でした。


▼プライムビデオはこちらからどうぞ
amzn.to