「好き」をたくさん発信して X を楽しもう

好きなところを一生懸命ことばにしようとする女の子


Xがギスギスした場であるという事実を否定する人はもういないと思う。

でも諦めずに少しだけ能動的にXで動いてみると、快適な過ごし方もわかってくる。人生は自分の力で面白くするしかないのと同じように、ただそこにいるだけで楽しめるSNSというものもないようだ。

Xで楽しく過ごす方法

2024年の後半、Xでドラマや映画の感想をポストしはじめた。

そうしていると、Xのおすすめに俳優さんのポストだけでなく、その俳優さんを好きな方のポストが流れてきたり、作品を作ったチームの方のポストが流れてくるようになった。
脚本家の方やプロデューサーの方がXを持っていることも珍しくない。

流れてきたポストをきっかけに過去の出演作を見たり、新作と過去作の共通点や制作チームなどにも注目できるようになったりして、作品単体として味わう以外の楽しみ方が広がってきた。


Xは "ユーザーが発信すること" が1番興味度が高いと判断して、おすすめに関連コンテンツを出しているんだろうと思う。


これまでの雑多なおすすめが、自分の好きなコンテンツや俳優さん、制作チームなどのことで埋め尽くされるようになって、Xを開くのが今まで以上に楽しくなった。
そうそう、不快なコンテンツに対して "興味がない" を定期的に表明するのも大事。これを少しでもサボっていると、またおすすめが汚染されてしまう。

一度でも "興味がない" ってしたんだから、もうそういうコンテンツ出さないでくれよって思う気持ちがないわけでもないが、人間の好みや興味には変化がある。
Xはわたしの変化の様子を伺ってくれてるんだな、ぐらいに大きく構えて、やさしくそして厳しく "興味がない" とまた教えてあげればいい。


2024年は、Xに対しての向き合い方が定まったのがとてもよかった。

「好き」を言語化する技術

Xで楽しく過ごすコツは、自分が好きなことをいっぱい発信することだ。
それがおすすめに跳ね返ってくる。

だったら、好きなことをもっと上手に発信していく方法を磨きたいという気分になった。

2024年はkansouさんの本を読んで、ブログ頑張るぜ!と意気込んだが、途中からドラマとXに夢中になってしまった。結果的に好きなことの発信数は増えているし、この本に背中を押してもらったことにはかわりない。

www.gadget-girl.net


2025年一発目として、kansouさんが推していた "「好き」を言語化する技術" を読んでみた。

Xの話から入っているこの記事でそれをいうか?という感じもあるが、三宅さんは

誰にも邪魔されない自分だけの感情の大切さ

を強く書いていた。

SNSをやっていると、いくらでも他の感想や言語化が目に入ってくる。無理矢理にでもそこから離れて自分だけの感情を組み立ててみること。これが何より重要。

自分だけの感情のメモさえあれば、どこに出すか?に応じて整えていくだけ。
稚拙でもいいから一度完成させること、完成させたものをより伝わる形に磨いていくこと…自分を褒めたりもしながら発信にたどり着くまでを丁寧に教えてくれる。


ドラマや映画、アニメを見ている人は本当に多いけれど、その感想をSNSにポストしている人というのはかなり限られていると聞いたことがある。

わたしは人の心を動かすような素晴らしい文章が書けるわけではないけど、自分が好きだなって思ったことを記録に残せるぐらいの、すごく低い低いハードルでXの発信を続けていきたい。

その先に、また新しい好きが必ず見つけられるはずだから。