
2025年4月期のドラマ、今期もたくさんの作品を見ているんだけれど、とにかく熱いのが木曜日!
21時『PJ ~航空救難団~』
22時『波うららかに、めおと日和』
木曜日は、この2本を連続で見れる幸せな曜日なのです。
どちらもスタートが少し遅めだったので、今からでもTVerで全話見られる状態! だからこそぜひ見てほしくて、この2本の好きポイントを語ってみます。
『PJ ~航空救難団~』
#ドラマPJ 1話
— まお (@spring_mao) 2025年4月25日
冒頭から涙が出てきて、なんだろうこの感覚…
『下剋上球児』でも毎回泣いてたけど、必死さや成長していく予感が伝わってきて、こういうの好き
主任教官・宇佐美 #内野聖陽 はたまに何言ってるのかわからない時もあるけど、学生たちに本気で“命だけでなく心も救う”を体現してた https://t.co/jDn2MCqa2q
木曜9時、テレビ朝日系列。
最近では『トラベルナース』や『スカイキャッスル』などが放送されていた枠で、大人のためのドラマ枠といった印象。
2025年7月期は、阿部サダヲさんと松たか子さん共演での『しあわせな結婚』という作品がすでに発表されています。こちらも楽しみ。
『PJ ~航空救難団~』は、航空自衛隊の救難員、通称「PJ」を目指す若者たちの物語。
死と隣り合わせで要救助者を救う任務を果たすため、厳しい試験に通過した数名しか許されない過酷な訓練の日々。今年の訓練生たちを全員卒業させようと、教官たちも必死です。
内野聖陽さん演じる指導教官宇佐美は、ひとことで言うと超変人。とにかく理不尽に厳しく、時にユーモラスで、愛に溢れて熱い。
自分のトラウマを超える、自然の恐怖に打ち勝つ、仲間たちと支えあう、あの手この手でひとりひとり成長に導いていきます。
想像を絶する過酷な状況の中、訓練生たちに生まれていく絆やマインドの変化に心を動かされて、今のところ毎話泣いています。
宇佐美教官の娘が卒論のテーマとして「航空救難団」を選び、現場で取材しているのですが、彼女が時代の目として機能しているのもバランスがいい所以。
この時代に、理不尽なだけの指導者は普通の会社や学校では絶対に受け入れられません。
でも限られた志願者たちに向けた指導で、命を預け合えるチームを作らなければならないということ
理不尽なだけでなく、ひとりひとりをよく観察しているからこそできる指導内容であること
そして彼らも成長している実感が得られていること
これが揃っているから、感動できるなって。
『波うららかに、めおと日和』
#めおと日和 1話
— まお (@spring_mao) 2025年4月24日
奥手すぎて、名前を呼び合うだけで大パニックのなつ美 #芳根京子 と瀧昌 #本田響矢
一生懸命に夫婦になろうとするふたりの姿が本当にかわいくて、キャスティング最高です
何気ない日々の輝きがあまりにも尊くて、戦争が描かれるとしたら…と思うと切なさも感じてしまう初回でした https://t.co/uP05yIlGnl
木曜10時、フジテレビ系列。
直前クールには『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』が放送されていた、古くから続く歴史あるドラマ枠。
『波うららかに、めおと日和』は、昭和11年が舞台。
芳根京子さん演じるヒロイン・なつ美は、帝国海軍に勤める瀧昌と突然の縁談で結婚し、交際ゼロ日からの新婚生活がはじまる。
どちらも不器用でまっすぐ。すれ違いや小さな気遣いを重ねながら、少しずつ「夫婦」になっていく姿を描いた、やさしいラブコメです。
「瀧昌さま」「なつ美さん」と呼び合う二人。
お互いを見て「かっこいい…」「かわいい…」と心の声が響く演出が新鮮で、毎話キュンとさせられます。
芳根京子さんのお芝居は、『まどか26歳、研修医やってます!』でも印象的だったけれど、今回はそこにもう一段、ピュアさと初々しさが加わって、時代背景ともぴったり重なってすごくハマってます。
昭和初期の生活文化や言葉遣いは、『あんぱん』『虎に翼』『カーネーション』などの朝ドラで見聞きした記憶とも重なって、どこか親しみが湧くのも楽しいポイント。
一生懸命に「妻」としてふるまおうとし、お国のためなのに、寂しがってはいけないと必死に涙をこらえるなつ美。
なつ美を愛しく思い、それでも訓練で長期家を空けねばならない瀧昌の葛藤が切なくて悲しくて。
戦争という時代の影が、これからどう二人に降りかかってくるのか、気が気じゃありません…。
どちらもちょうど3話が終わったところ。まだTVerで全話見られるので、今からでも追いつけます。まだ観ていない方がいたら、ぜひぜひ今のうちに。
この木曜日の幸せを、わかちあえる人が増えたらうれしいなと思います。