ボビーワゴンが来て生まれ変わった洗面スペース

洗面台まわりの収納って、ちょっと悩ましくありませんか?

わが家はリノベーションをしていて、その時に洗面台に作りつけの収納は設けず、必要に応じて家具で補うスタイルで運用していました。これまでは、無印良品のホワイトグレーのポリプロピレンケースにキャスターをつけて、洗面カウンターの下に収めて使っていたんです。

カウンターの上には、毎日使うスキンケア用品やヘアブラシ。ポリプロピレンケースの中には、メイクブラシやコスメたち。
ケースからメイクに必要なアイテムを次々と取り出して使っていくので、支度を終えたころには、使ったアイテムたちがカウンターに広がっています。

「どうせ明日も使うし」と思うと、戻すのがつい面倒になってしまって…。
結局、気になって片づけるのは週末のリセットタイム。見た目の問題もだけど、何より“自分のための空間なのに、ごちゃっとしてる”ことがちょっと残念で。


そんなときにふと思い出したのが、以前から憧れていたボビーワゴン。
調べてみると、2段タイプがわが家の洗面カウンター下にぴったり収まる高さだということがわかって、思いきって購入してみました。


届いたワゴンはすでに組み立て済みで、箱から出すだけでそのまま使える状態。グレーの床とよくなじむトルネードグレーのカラーもいい感じです。

収納スペースは4方向からアクセスできる構造になっていて、まずはサイドのポケット上段にスキンケア類やブラシ類を立ててみました。蓋は取り外して使いやすさを優先。アイテムごとに“定位置”があるだけで、使ったあとに戻すハードルがぐっと下がるのを実感します。

ポケット下段のスペースには、使い捨てのフェイスタオルとヘアバンド。朝の支度時に取り出して、終わったら同じ場所に戻す。これも小さいけれどうれしい変化でした。

専用の仕切りがついたトレイには、チークやアイシャドウ、マスカラなどのコスメをカテゴリや形状ごとに整理。使ったあと自然に“戻したくなる”のは、トレイの設計のおかげかもしれません。

そのほか、使用頻度の低いものは、より下のエリアにまとめて収納しました。パックや綿棒、旅行用のメイクポーチやカールアイロン、季節によって使い分ける乳液や日焼け止めなど。それぞれに「ここが自分の居場所」と思える定位置があると、思った以上にスッキリと整います。

ボビーワゴンの屋上は、今まで“とりあえず置き”していたカウンター代わりに。一旦ここに出したとしても、すぐトレイやポケットにアクセスできるから、出しっぱなしにならない。朝支度後のごちゃごちゃが、解消されたのです。


勇気を出して憧れのワゴンを迎えたら、大好きな洗面スペースを気持ちよく保てるようになりました。
洗面スペースでは役目を終えた無印のポリプロピレンケースは、別の場所で新しい収納システムとして活躍中。それはまた、別の機会に。