12歳からのインターネット: 荻上 チキ

12歳からのインターネット

12歳からのインターネット

私が最初にインターネットに触れたのが13歳のときで、自分専用のマシンでインターネットに夢中になったのが15歳のとき。

私って基本的に臆病だから、いろんなことを結構慎重にやってた気がする。周りに参考になる大人とかがすごく少なかったしね。父親くらいかな。でも父親に聞くより検索の方が速かったし、そうやってインターネットの歩き方を会得してるうちに父親より詳しくなってたりした。そんなころに比べたら、最近はみんなが気軽に使っている。「こういうとき、どうしたらいいのか。」とか検索する前に、「みんながしているから大丈夫。」ってどんどんインターネットの世界を歩いてる。『インターネットのいろは』だって、本当は検索すればいいんだよね。私はそうやって身につけたんだなと思い出した。