2021年最高の買い物

リノベーションしました。
1月に見にいった中古のマンションを購入しまして、実際手続きをしたのは3月末。
そこから工事が始まって3か月あまり。6月末から新しい部屋に住み始めました。


買うとは思っていなかったんですよ、でも買ってしまった。
これはいろんな事情があったのですが、住み慣れた街にいいなぁと思える広さの物件が出たというそれに尽きますね。

そこからは時間との勝負でした。合計4回ぐらいの打ち合わせとショールームへの訪問の中で、自分たちがいいなぁと思える空間を作るために最善を尽くすっていう作業だったわけですが、今の生活に合う空間づくりという意味ではしっかりやりきれたかなと思います。

やってみて知ることなのですが、リノベーションって本当にあっという間に終わります。物件が決まってしまえば2〜3か月ぐらいのことなんです。その短い期間に間取りと素材とを決めきっていく。覚悟の連続なんですよね。だからこそ、ちょっとでも「リノベーションいいかも…」って思う人は、日頃からイメージを膨らませておくことが大事だなぁと思います。
こういう空間を作りたいっていうことをどれぐらい言語化できるか、それが自分の理想と乖離していないか。

私は今のお部屋をすごく気に入ってはいるものの、リノベーションの体験が楽しすぎて、すでにもう一回やりたいと思っています。


一番のお気に入りはキッチンです。

FRAME KITCHEN – WOODONE

ウッドワンさんのフレームキッチンをドーンと主役にしました。
コロナの生活で今までの人生史上最高に料理を作る頻度があがって、キッチンを気持ちの良い空間にすることの優先順位が高まりました。

フレームキッチンはいわゆるシステムキッチンとは違って、収納もオープンだし、不便な面もあります。ただこのキッチンのカッコよさと付き合っていきたいなぁとそう思ってしまったんですよね。

完成前の最終確認の日に撮った写真です。まだ壁には最終チェックのシールがところどころ貼ってあります。

大容量の食洗機はミーレ製です。鍋やフライパンだけでなくて五徳も洗えちゃうぐらいの大きさ。洗い物を遠慮なく出せることが、料理のバリエーションを広くしてくれると学べました。

今年の半分を新しい部屋で過ごしたわけですが、自分たちが考える理想的な空間を作れた自負はあります。
とはいえ、今と同じ生活をずっと続けるわけでもないですし、人生のフェーズに合わせてこういう生活をしたいというのは少しずつ変わっていくものだというのも容易に想像がつきます。

これからこの部屋とどう生きていくか、なんなら別の部屋で新しい暮らしの形をリノベーションで実現していくか。
新しい楽しみが見つかったなぁと思います。


2021年は慌ただしい一年でした。来年2022年は計画的に慌ただしく忙しく楽しい一年にしていきたいものです。
よいお年を!