中高生時代の私に学校とは別の居場所をくれた、インターネットの力を信じています。まお ( @spring_mao ) です。
この2年間、私がコミュニティマネージャとしてコミットしてきたミラティブが DeNA から卒業して会社として立ち上がりました。
私もこのタイミングで DeNA を卒業し、ミラティブ事業をさらに成長させていきます。
3月はこの件もあってバタバタしていて、ブログが更新できていなかったのですが、今日は改めて私がコミットしているミラティブについて話していきます。
ひとりじゃないスマホライフを。
ミラティブはスマートフォンのみでかんたんに生配信ができるプラットフォームです。
ミラティブアプリをダウンロードすれば、数ステップで画面にうつっているものを配信できます。
カメラで自分をうつしてもいいですし、お気に入りの壁紙を表示してラジオ配信をしてもいいですが、今ミラティブで一番人気な配信が「ゲーム配信」です。
いわゆる YouTuber さんのやるような「ゲーム実況」とは少し違っていて、生配信ならではのコミュニケーションが生まれています。具体的には対戦やマルチプレイ、協力バトルなど一緒に遊ぶゲームが流行りやすいところ。配信者さんと一緒に遊びたい視聴者さんが順番を待ちながらコメントで絡みつつ配信を見ている。一つ一つの配信がそういうゆるい空間になっています。
スーパープレイを見たい時もあるけれど、好きなゲームが同じ友だちとだべって遊んでる時間も楽しい。ミラティブは後者を圧倒的に気軽に面白くする、そして年齢や物理的距離を越えてつながれる場所です。
2017年の9月から、iOSでも単体配信ができるようになり、急激に成長しています。
配信のかんたんさは動画でご覧ください。
iPhoneだけでゲーム実況できるMirrativ(ミラティブ)で配信してみよう!【Gadget Girl】
iOS、Androidの両プラットフォームで展開していて、PCからの配信も可能です。
Android https://goo.gl/WJZZ4p
iOS http://apple.co/2mRovDO
web https://www.mirrativ.com/
わかりあう願いをつなごう
会社として立ち上がったミラティブ社のミッションは「わかりあう願いをつなごう」です。
冒頭にも書いた通り、私は中高生時代インターネットに救われました。夜23時過ぎに集合して、チャットルームで対等に話してくれた大人たち。学校と違う居場所がある安堵感。その安堵があったからこそ、息苦しさから解放されたのです。学校で無理せず本当に気の合う人とだけ付き合って、いい意味で肩の力を抜いてリアルの生活を送ることができました。
今も昔も、自分の居場所がひとつだけだと、そこに合わせようとし過ぎて疲れてしまうのではないかと思うのです。
いくつかの居場所があることで、あるところでの悩みを別の居場所で相談したり、時にはメインの居場所をより居心地のいいところにうつしたりできますよね。
私は、インターネットが全ての人にとっての、新しい居場所になれると信じています。ミラティブもそういった居場所の一つだと思っています。
人がどうしてそこを居場所だと思うのか、これはその居場所との出会い方によっても違うと思うのですが、インターネット上の居場所には必ず「わかりあい」があるはずです。「見ず知らずの人と、同じ本の話ができた!学校ではわかってくれる人いなかったけれど。」こんなわかりあったという感覚が増えれば増えるほど、それが起きた場所を自分の居場所だと思うようになるのではないでしょうか。
ミラティブではゲームを通しての「わかりあい」が日々起きています。
私たちは、使ってくださるみなさまの「わかりあい」を直接作れるわけではありません。それでも、ミラティブでより多くの「わかりあい」が起きるように、そしてミラティブがより多くの人の居場所になれるように、使ってくださるみなさまを見つめながら、成長させていければと思っています。
そんなミラティブは現在仲間を絶賛募集中です!
エンジニア・デザイナー・Bizdevといろんな職種で大募集しておりますので、興味を持ってくださった方はぜひご覧ください。
www.wantedly.com
いきいき働ける30代にするために
まずミラティブというプロダクトに出会えて本当によかったですし、まだまだミラティブに対して私ができることはあるなと自信を持って言えます。そしてチームも好きです。こんなチームで30代の仕事人生活を送れるのは本当にありがたいことです。
自分の得意なことできっちり結果が出せるよう、引き続きミラティブにコミットしていきます。
もう一つ、今年に入ってブログや動画の更新頻度をあげてみて思うのは、実はブログや動画でのアウトプット活動も、そしてツイッターも私の一つの居場所であるということです。それがなくなったらたぶん自分の一部が欠けたような気がしてしまうのではないかなと。
そういう意味では効率よく仕事をして、アウトプットする時間を確保するというのも、これからの働き方で意識していきたいところです。
そんなわけで普段あまり書かない仕事の話を語り始めたら、なかなかの文章量になってしまいました。3月はブログ記事が少なかったので、月報はおやすみで、この記事を代わりとさせていただければと思います。
それでは4月も Gadget Girl をよろしくお願いいたします。